モルタルとは
少し前までのお住まいの外壁はモルタルが主流であるのはご存知でしょうか。現在ではデザインが豊富な窯業系サイディングが一般的となってきましたが、現在築30年程度経過しているお住いではモルタル外壁が多いのではないかと思います。そんなモルタル外壁ですが、中にはモルタルとは何か?と思われている方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事ではモルタルとは何か、なぜ普及したのかをご紹介していきたいと思います。
モルタルとはセメントと砂、水を混ぜたものです。モルタルは主にレンガやブロックの目地、コンクリートの表面の仕上げとして使われています。
モルタルが日本に普及したきっかけは関東大震災です。東京都心部が焼け野原になったことから不燃性のモルタルが注目されはじめ、また復興の際にもモルタルが使用されるようになったのです。今では工程が複雑でさらに工期日数もかかってしまうことやコストも高くなりがちのためあまりモルタル外壁を採用されるお住まいは見受けられなくなりましたが、現在でもモルタルのデザインを好み外壁に取り入れているお住いもあります。
今後お住まいを建てる予定のある方はモルタル外壁にも興味を持ってみてはいかがでしょうか。